2018年7月2日
MMPCコンサルティンググループ 「創業45周年終了式」 &「2018年 第2四半期終了午餐会」 を開催しました。
2017年8月2日
名古屋オフィスにて社員お誕生日会を開催しました。
2017年7月3日
上半期の業績確認や話し合いをした後、オフィスごとに懇親会を開催しました。
高山オフィスはBBQやフリースロー大会、名古屋オフィスはBBQ風で下半期に向けて鋭気を養いました。
この度、名古屋オフィスにおいて、未来の会計事務所の新しい仕事の提案「こんな事務所で働いてみたい!!~会計事務所らしくない会計事務所」をテーマに改装工事を行いました。
新事務所はH27年11月オープンです。ぜひお立ち寄りください!
(その一)全席フリーアドレス! 席は、サイコロを転がしてきまります。
(その二)チーム、各部署が必要に応じて集合!打合せスペースでミーティング!
(その三)壁面はホワイトボード加工!アイデアの書留めに最適です!
(その四)大画面(2台)により、高山オフィスとの打合せや予定の管理!ペーパレス化を実現!
※新事務所の効能
▩整理整頓が強制的になされました。しかも2回・・
▩強制的に環境に仕事を合わせるようになります。
▩若手主体の事務所づくりです。先輩はじっとがまん。
▩みんなに自慢できます。
このたび平成25年6月30日における事業継承式、及び7月12日における事業継承式典をもちまして、MMPCコンサルティンググループ代表 松井正勝は、理事長を退任し会長に就任いたしました。また、同グループの理事長には松井孝知が、副理事長及び理事には松井寛昌他が就任いたしました。
関係者の皆様のこれまでのご支援に深く感謝申し上げますと共に、今後ともより一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。
【創業40周年記念・事業継承式典の様子】
大勢の参列者のもと、㈱創造経営センター東野正彦様のご媒酌により、旧経営陣から新経営陣に向け、「理念」、「社印」、「社旗」などが引き渡されました。合わせて、高山市への寄附金の贈呈式が行われました。
【感謝のつどいの様子】
飛騨の宴会のしきたりに従い祝宴はスタートし、鏡開きを皮切りに宴会は大変盛況となりました。
尚、創業40周年記念事業継承式典で上映された動画はこちらでもご覧いただけます。
創業40周年・家と事業の継承に念う ~四足(しそく)の草鞋(わらじ) 家内と共に~
日本経済の高度成長末期(1973.8.9)に創業して、以来40年。このうち前半は頂上を目指して登る日本がありました。後半の20年は未来が描けず、不安のうちに悶々と山を下る日本があります。こうした激動期にあって中小企業を支える職業会計人として、また人として"どうあるべきか、どう生きるべきか"四足の草鞋を求めて?(もが)く私にその都度師が現れ、豊かな人生へのヒントを与えてくれました。
一足目は「職業会計人への道」、二足目は「家の永続性の道」、三足目は「MMPC永続性の道」、四足目は「企業経営支援への道」である。多数の師のうち、三人の師匠は、私の人生そのものを左右するものであり、この師があって私がありました。お陰様で社員を初め良き提携先に恵まれ、多くのお客様の賛意を得、今日のMMPCと松井正勝があります。
創業40周年を期に、家の継承と事業の継承の機会を得られましたことはこの上ない喜びであります。継承に当たり、家の継承は長男松井寛昌と家族に、事業の継承は次男松井孝知及び幹部社員に託すこととし、それぞれが相協力し永続の道にむけて精進することを念うものです。これは自分の経験から、一人で何足もの草鞋を履くことは至難の業であるとの認識からです。私がトップの時代は、日本経済の成長期とその余韻の時でありましたが、これからは「下山のとき」であり、四足の草鞋経営では荒波のなか、MMPCが新たな時代を切り開くことは難しいとの判断であります。
事業継承に当たり、MMPCで働く皆さんには、各分野をそれぞれ分担し、「自分の人生を賭けるに足る仕事を通して、社会の期待に応えられる職場づくりと家の永続づくり」に邁進され、満足のいく人生を築かれることを期待するものです。
終わりに金融機関、提携先、顧問先の皆様方には継承後もより一層の御支援、ご協力を賜りますようお願いし、御礼を申し上げる次第です。
生きがい働きがい
父(会長)から「家族会議をやりたいから温泉宿を予約してほしい」と頼まれ、両親、兄夫婦、そして、私と私の妻の6人で下呂へ向かった。父から寛昌(兄)は家の後継者に。孝知(私)は事業の後継者になるようにと伝えられた。家族全員が合意し、あれからもう5年以上が経過した。大体想像はしていたのだが、改めて父からそのように言われ、重圧を感じたことを覚えている。
直後の年度末業績発表会の場で父が全体に報告をした。私自身はまだ心の準備ができていないときだった。50人程度の組織とはいえ、社員の背景にその家族が見える。随分と緊張をした。経営者として自分の父親を見てきていたつもりだったが、後継者といわれる立場になって、案外経営者の仕事ということを考えることがなかったことに気づかされた。
あれからいろいろと父の後をついて同業者、提携先の活動を視てまわり、また、新しい事業の勉強会へ参加する機会を沢山いただいた。まず、父の顔の広さに圧倒したのを覚えている。気になるものを見つけると即行動。自分で見て回り、分からないことがあると熱心に質問をする。父のそんな姿を見ながら経営者としての姿を改めて実感した。
父は仕事以外でも活動的で、私が幼いころから少年サッカーの振興活動や地域の役員、同業者の地区役員など何でも引き受けてこなしていたが、経営者としての活動もそれと同じかそれ以上のものだ。色んな組織に入り込み、渦を巻くようにそれを動かす。父の生きがいがそのままそうした活動に写って見えた。とても真似のできることではないと今でも圧倒されることがしばしばある。
家では松井家の後継者としての働きぶりも熱心だ。家系調査に長野へ何度も出向き、ビデオ撮影などを手伝ったころが懐かしい。小学生当時、父が墓石に刻まれた文字を真剣にメモすることの意味が正直理解できずに遊びのつもりでついて回っていた。また、家の祭祀をとても大切にしている。10代、20代の頃はそこまでするかという思いで手伝いをした。
今、父と同じ立場になり、家庭を持ち、父が師事していた学び舎で勉強をするようになって、父の生まれた環境と同期すると、どんな思いがあって公私ともに活発な活動を続けてきたのかが少しだけ分かるような気がする。
バトンは私に回ってきた。後継者としてその思いを受け止め、今の与えられた環境を活かし、次に繋げていくことをこれからの人生の生きがいにしていきたい。
1.後継者としての人生目標
企業を永続させるために、それぞれの世代で次のようなことが経営者としての使命になるといわれています。
(1)1代目・・・市場を創造し、事業を興す。そして、本業を軌道に乗せる
(2)2代目・・・創業の精神の具現化と事業分野の開拓、並びに組織化の実践
(3)3代目・・・整備された制度や組織を運用し、経営力の充実を計る
※一般社団法人 日本創造経営協会著 『人づくりの事業継承』より
2代目として創業の精神を継承し、それを具現化するのと同時に、次世代の経営者への引渡しを念頭に3代で経営の土台を創りあげます。
継承にあたり、私は創業家系である松井家の家系調査分析を行って参りました。松井家は、過去、庄役に任ぜられた家であり、その後は農業や養蚕業にて地域に貢献、指導に当たってきたとされる家系であります。その背景に、家と事業の双方に徳・不徳の歴史があり、それぞれの代が自らの使命感のもとに、徳の継承と不徳の浄化を繰り返していることを知りました。また、それを補完する婦系との繋がり(補完者)の価値を知りました。
創業家は個人としての生命力の強さを活かし、幾多の困難も乗り越えてこられました。しかし、夫婦、親子の信頼関係による実りは薄く、時に衰退の道を歩むこともありました。このような徳・不徳を心に留め、家においては親子夫婦、事業においては、全ての社員との信頼関係にもとづいた経営により事業を繁栄させていくことを私の生涯目標とし、日々の行動目標を次の通りとします。
(1)創業家祖先に対し、毎月墓前にて家と事業の報告を行う
(2)創業家との信頼関係を深めるため、松井家祭祀を怠らず、また、長男夫婦との交流を大切にする
(3)夫婦、家族の信頼関係を深めるために、妻方祭祀を始めとした交流を大切にする
(4)創業者に対し、毎週理事会にて後継者群と共に事業の経過と意思決定に関する報告をする
2.経営目的(存在理念)
私は、経営を創業者から預かる立場として、長期的に経営目的の実現を目指します。
【グッドカンパニーづくり】
グッドカンパニーとは、下記のようなことが実践できる自立した組織のことと解釈しています。このグッドカンパニーづくりが当社の経営目的となります。
①問題を放置せず、自ら気付き
②組織的に改善・改革に取り組むことで
③ 利害関係者との関係を良好にしていこうとすることができる組織
3.目的実現のためのビジョン
(1)事業領域(家系の浄化と企業の経営改善に貢献)
税会計業務を主軸としつつ、お客様企業の経営改善に貢献します。
経営課題のおよそ7割は人と組織に関わる問題であるとの認識のもと、経営層、幹部層の価値観、責任能力、現場管理力の醸成、財務・資金繰り改善、事業改善計画立案サポートなどの支援を具現化します。
経営貸借対照表
借方 |
貸方 |
||
---|---|---|---|
物と金(=資本) |
職場のリーダーの責任能力 |
||
(資本の運用) |
(資本の調達) |
経営意思決定力 |
経営目的 |
従業員の人間性 |
経営幹部の基礎的創造性 |
||
従業員の働き |
意識心理 |
生活行動 |
生きがい |
※出所:一般社団法人 日本創造経営協会
(2)企業文化(人間性と文化の向上発展)
①主体性のある組織
人間は自分で考え、生きていきたい(行動していきたい)という資質を持っていると思います。その資質を活かし、それが生きがいであり、人としての幸せであると思ってもらえる制度や組織づくりを目指します。
1)自分たちで考え 2)悩み 3)問題を集め 4)問題を課題に変えていく組織
②秩序ある組織
そうはいっても個人が好き勝手なことをやっていては、集団を形成する意味が損なわれてしまいます。主体的(ダイナミック)で、かつ、秩序ある(理性的な)組織を目指します。
1)集団として理念の解釈を深める
2)理念実現のために、各部門や各種技術者、商品・サービスが持ち合わせるべき使命(目的)を明らかにする
3)理念や使命を話し合える信頼関係の輪(対話の実践)を組織全体のレベルに引き上げる
企業経営を目指す人は、みんな「いい会社をつくりたい」そう思うでしょう。私も同じです。
資金繰りに窮し、問題だらけで先の見えない会社をつくりたい人はいません。しかし、厳しい経営環境は容易くそれを許しません。
こんな環境下だからこそ私たちMMPCは、「意志ある未来を創る」との強い願いのもと、マネジメントサイクル(PDS、PDCA)のサポートを通して、強靭なトップと粘り強い組織をつくりたいと考えています。
夢のある会社づくりを志す集団を社会が見放すことはありません。
私たちは意志あるあなたとの「未来創り」を心待ちにしています。
MMPCコンサルティンググループ
会長・税理士 松 井 正 勝
企業は6種の利害関係集団(取引先、仕入先、借入先、従業員、社会、株主)との関係により存在が保障されています。
私たちは、計数と組織づくりにこだわり、お客様企業が利害関係集団と良好な関係を保つための支援に関わっていきたいと考えております。
MMPCコンサルティンググループ
理事長 松 井 孝 知